わたしは地を見たが、 それは形がなく、またむなしかった。 天をあおいだが、そこには光がなかった。
しかし、その時に起る患難の後、たちまち日は暗くなり、月はその光を放つことをやめ、星は空から落ち、天体は揺り動かされるであろう。
天の星とその星座とはその光を放たず、 太陽は出ても暗く、 月はその光を輝かさない。
地は形なく、むなしく、やみが淵のおもてにあり、神の霊が水のおもてをおおっていた。
主なる神は言われる、 「その日には、 わたしは真昼に太陽を沈ませ、 白昼に地を暗くし、
地は彼らの前におののき、天はふるい、 日も月も暗くなり、星はその光を失う。
その日、その鳴りどよめくことは、 海の鳴りどよめくようだ。 もし地をのぞむならば、 見よ、暗きと悩みとがあり、 光は雲によって暗くなる。
天地は滅びるであろう。しかしわたしの言葉は滅びることがない。
また見ていると、大きな白い御座があり、そこにいますかたがあった。天も地も御顔の前から逃げ去って、あとかたもなくなった。
山のために泣き叫び、野の牧場のために悲しめ。 これらは荒れすたれて、通り過ぎる人もない。 ここには牛、羊の鳴く声も聞えず、 空の鳥も獣も皆逃げ去った。
天よ、この事を知って驚け、 おののけ、いたく恐れよ」と主は言われる。
その日には、寒さも霜もない。